ICTスキルを証明したいけど、何かいい方法はないかな？
私はまだ自信がないから、基本的なICTスキルを身につけたいです。
何かいい方法はありませんか？
それなら、Google Workspace for Education認定教育者レベル1がおすすめですよ！
みなさんは、自分のICTスキルがどのくらいあるか、わかりますか？
オンライン授業が当たり前となった今、ICTスキルが必須となってきています。
同時に、ICTツールが急激に増え、さまざまな活用をしている先生方のアイディア情報を追いかけるので精一杯だという方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな日本語教師の方のためにGoogle Workspace for Education認定教育者レベル1をご紹介します。
Google Workspace for Education認定教育者レベル1とは
Googleは教師個人に認定資格を6つ発行しています。
- Google Workspace for Education認定教育者レベル1
- Google Workspace for Education認定教育者レベル2
- Google trainer skill Assessment
- Google認定トレーナー
- Google認定イノベーター
- Google認定コーチ
その中でも、レベル1は入門編です。
合格すると、授業の中でGoogleのツールの基本操作ができることを証明できます。
試験概要
試験方法： オンライン
試験時間： 3時間 (早く終わらすことも可能)
受験料 ： 公式サイトの場合10$、日本のパートナー企業の場合は1,210円
受験可能回数： 年3回まで
再受験は不合格の回数によって期間を空けなければいけません。(受験料は毎回払います)
1度目：2週間 2度目：60日 3度目：1年
認定期間は3ヶ月で、失効2ヶ月前から再受験が可能になります。資格を持ち続ける場合は再受験しましょう！
受験する人はどんな人？
私がこれまで出会ってきた方は以下の職業の方たちです。
Google Workspace for Educationは基本的に学校法人の学校でしか使えないですが、仕事柄「教える」ことをしている人たちが資格取得を目指している印象です。
資格を取得するメリット
私が実際に合格して感じたメリット4つをご紹介します。
世界中にICTスキルを証明できる
Googleは世界中の方に利用されているサービスです。Google Workspace for Educationは世界で10億人超が使っているとも言われています。
試験問題は言葉が違うだけで、同じです。つまり、世界中に向けてアピールできるんです！
すごく自信になりませんか？
自信を持って、ICTを使っていると他の先生からICTについて声をかけられるようになり、同僚とのコミュニケーションの量が増えた気がします！
他の教師と差別化できる
みなさん、想像してみてください。
実は私、Google Workspace for Education認定教育者っていう資格を持っているんです。
えっ！Googleの認定教育者！すごい！！
大体こうなります(笑)
学校教育ではGIGAスクール構想(1人一台端末)で、資格の知名度が上がったようですが、日本語教育の中ではまだまだ知っている人は少ないのが現状です。
それに、ICTスキルを証明できる資格を持っている人はほとんどいないでしょう。資格があるだけで信頼度は大きく変わると思います。
バッジと合格証明書がもらえる
合格すると以下のようなバッジと証明書が画像でもらえます。
認定者は、履歴書、ポートフォリオ、ウェブサイトなどにバッジを掲示して、スキルをアピールすることができます。
認定の概要 | Teacher Center | Google for Education
なんか、かっこいいですよね！！
勉強方法
なんだか資格とってみたくなってきたけど、どうやって勉強すればいいのかな？
私も！できれば、お金をかけずに独学で勉強したい
ここからは独学でお金をかけない方法とお金をかけて、サクッと取得する方法をご紹介しますね！
お金をかけずに独学する方法
こんな方は独学がおすすめです！
- 普段からよくGoogleアプリを使っている
- 自分のペースで深く勉強したい
- 資格取得を急いでいない
自分のスキルを確認しよう
まずはレベル1で、どんなスキルが求められるのかをチェクしましょう。
下の資料はエリック・カールさんという方がレベル1に必要なスキルをまとめた表を日本語に訳したものです。ぜひチェックしてみてください！(GEG shinjyuku提供)
Googleの公式学習サイト
無料で学習できる学習サイト「Teacher Center」があります。
1〜13ユニットあるので、全部やるのはなかなか大変ですが、Googleの考え方を理解するのには1番いい方法です！
操作も大切ですが、Googleの考え方を理解するのはかなり大切です！何度もやりましょう！
操作方法で困ったら
公式学習サイトでは、詳しい操作方法の解説などはありません。
でも、大丈夫です！
操作方法に困った時は「Google for Educationヘルプ」をまずは見てみましょう！
もっと詳しく！物足りない！という方は「Google Workspace ラーニングセンター」を見てみるといいかもしれません。
GEGのイベントに参加する
GEGとはGoogle 教育者グループのことで、各地域の小学校〜大学の先生が集まって、Googleの活用事例などを無料で共有しています。
時々、認定教育者の試験対策などもやっているので、独学に行き詰まった時などはおすすめです！
TwitterやFacebookで「GEG」と検索すると、各地域のGEGが見つかります！
お金をかけて、サクッと資格を取得する方法
こんな方はお金をかけて、サクッと資格取得しましょう！
- わからない時に相談できる人がそばにいて欲しい
- 独学が苦手
- 所属先でGoogle、Chromebookの導入が決まっている
- 1〜3万円払う余裕がある
- 手っ取り早く資格が欲しい
Google認定パートナー企業のセミナーに参加する
国内に2社、GoogleからEducation部門で認定を受けている企業がイーディーエル株式会社と株式会社ストリートスマートです。
私はそのうちの1社を利用して、認定教育者レベル1と2を取得しましたが、メリットとデメリットがあると感じたので、以下にまとめました。
セミナーは半日または2日で、試験前に最低限必要なスキルを詰め込む感じです。最低限のパソコン知識がないと正直ついていけないと思います。
でも、短期集中で最低限の知識を学びたい方はいいかもしれません。
個人的には1度、独学で受験してダメだったら、セミナーに参加するのがいい気がします。
まとめ
みなさん、いかがでしたか？
今回はGoogle Workspace for Education認定教育者レベル1についてご紹介しました。
すごく難しいわけではないので、Googleを使う機会が多い方はぜひチェレンジしてみてくださいね！
8月か9月に試験対策も兼ねた研修を準備しているので、ご興味ある方はぜひご参加ください^^